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2022/07/22 14:40

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旅館の役割は「来ていただいた方たちに地域の魅力を伝えること」。
創業から200年以上、加太のまちと共に歩んできた旅館だから伝えたい、加太の魅力、和歌山の魅力をお伝えしていきます!
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今回は当館〝加太淡島温泉大阪屋ひいなの湯〟社長の利光伸彦をご紹介します。




早速自社ブログで社長のPR?と思われるかもしれませんが、その通り。でも、ひいなの湯のことを知ってもらうには、社長のことを知ってもらうのが一番だと思うんです。

だから今回は社長について、ちょっとした暴露話も含めて紹介します。


利光はもちろん加太生まれの加太育ち。関東の大学を卒業後、調理師学校で日本食を学び、大手ホテルグループでホテルマンとして勤務、その後加太に戻り、父から大阪屋を継承しました。

今は凄腕の料理長がいるので料理は専門にしていませんが、本人曰く「タコの茹で方は誰にも負けない!」そうです。

いつか宿泊いただいたお客様向けのイベントで〝ひいなの湯社長の振舞い茹でダコ〟ができたらと企んでいます。

お客様の声がたくさん届いたら、きっと早くに実現するので、コメントお待ちしています!


そんな利光には、実はもう一つの顔「加太を愛するまちづくりの顔」があります。

2003年から2008年まで15年間、利光は加太観光協会の会長を務めました。

旅館の役割は「来ていただいた方たちに地域の魅力を伝えること」。

その想いで加太のまちを盛り上げるいろんな企画を立ち上げて来ました。




ひいなのいいなで扱っている“加太線ミュージック”もその一つ。

加太おさかな線と言われる南海加太線100周年の記念に、加太線沿線にゆかりのあるミュージシャンに声を掛けて、加太をテーマにした楽曲を作りました。

〝加太の鯛〟は今でも鯛祭りで小学生たちが合唱する、加太では超有名曲になりました。


全部素晴らしい曲ですが、利光のイチオシはこのCDができるきっかけとなった〝君待つ加太へ〟だそうです。

限定ミニアルバムの“加太産歌”もよろしくどうぞ!





他にも、アジサイの植樹や地域の旅館に温泉を広げた「温泉協同組合」の立ち上げや、港のおさかな創庫の立ち上げもしました。

加太まちづくり株式会社も立ち上げました。



全国夕陽サミットを加太で開いたり、日本初(?)加太のビーチをグランピングができるビーチにするのをバックアップしたのも利光をはじめとした加太のまちづくりの人たちです。


和歌山市が加太の活性化に協力してくれるように交渉したり、まちづくりの中心で活動する中で、旅館ホテル生活衛生同業組合などにも関わって全国の旅館、ホテルとのネットワークを築いたり、加太だけではなく、和歌山市の観光協会で活躍したりと、加太、和歌山の魅力を世の中に伝えるために動き続けて来ました。

※本人は「自分一人ではできないことばかり。加太のためにとたくさんの仲間が協力してくれたからできたこと。」と言っています。


併せて、加太の地に来ていただく方々に、ゆっくりくつろいでもらえる場づくりを目指して、漁港の民宿旅館「ホテル大阪屋」から、温泉旅館「大阪屋ひいなの湯」へリニューアルしたり、料理長、赤間博斗に声をかけ、ひいなの湯の料理を抜本的に見直したりと旅館業も様々な工夫をしてきました。


これだけ聞くとすごい人だなぁと言われそうですが、実はお茶目な一面もあります。


利光はとっても愛妻家なんです。毎年女将の誕生日には花束を贈り、たまにスーパー銭湯で夫婦でくつろいだりしているそう。


それもこれも、まちづくりのためにいろんなものを立ち上げるから、一時期は旅館業に手が回らなかったそうで、その時に旅館を切り盛りしてたのは女将だったから。


滋賀県出身、梅干し大好きな女将の紹介はまた今度じっくりとしますね。


後、お酒は好きですが、酔っ払うとすぐに寝てしまいます。その後覚醒したらめちゃくちゃ食べます。お腹いっぱいご飯を食べて、お酒を飲んで寝て起きたらもう一回定食をたいらげたりします。正直ちょっと引きます(笑)


そして実は昔はバンドマン。今の見た目からは想像できないー!

演奏や歌が上手かどうかはさておき、音楽は大好きです。イチオシはLOUDNESS(年がバレますね(笑))


東京で出会ったミュージシャンを加太の鯛祭りに呼んだりもしています。

加太線ミュージックができたのもそんな利光の趣味が影響しているのかもしれません。


肩書きなんて関係ない。ただの地域を愛するイチ旅館のオヤジとしてお客様と接したい。


夜食サービスの際にロビーで夜食を配っていたりするので、お泊まりの際に見かけたらぜひ気軽にお声掛けください。


とても気さくでお茶目な利光は、ひいなの湯をもっと居心地の良い場所にして、たくさんの方に来ていただき、加太の魅力を伝えるために、今日も日本中を飛び回っています。


加太の魅力を感じる拠点として、これからも大阪屋ひいなの湯をよろしくお願いします!